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内窓設置の流れは?現地調査から引渡しまでの6段階を解説

内窓設置の流れは?現地調査から引渡しまでの6段階を解説

内窓を入れようと決めたあと、実際にどんな順番で話が進むのかが分からないと、依頼のタイミングをつかみにくくなります。とくに現地調査という言葉は、何をされるのか想像しづらいものです。

この記事では、最初のご相談から工事の完了までを6つの段階に分けて整理します。あわせて、現地調査で実際に何を見ているのか、そして各段階でお客様にご準備いただくことをお伝えします。工事そのものは短くても、その前後に必要な時間があります。全体の見通しを持っておくと、希望の時期から逆算して動けます。

この記事は、日栄商工株式会社(屋号:プラスサーマル)代表取締役の末松 竜太が執筆しています。専門は断熱リフォーム・住環境改善です。2026年8月30日作成・最終更新/本記事は2026年8月時点の情報に基づきます/読了の目安 約10分
出典・参照:当社施工事例(町田市南成瀬・2026年6月施工)工期についてのよくある質問先進的窓リノベ2026事業(公式)

内窓の設置は、どんな流れで進みますか?

ご相談、現地調査、見積もりの提示、ご契約、製品の製作、施工と引渡しという6つの段階で進みます。このうちお客様の時間が必要になるのは、現地調査と施工の2回です。

工事そのものは短く終わることが多い一方、内窓は既存の窓の寸法に合わせて製作するため、注文してから届くまでの期間が必要になります。ここを見落として希望日から逆算すると、間に合わないという事態が起きます。とくに補助金の申請を伴う場合は、着手の時期にも要件があるため、早めに動き出すことが結果的に選択肢を広げます。

図1:ご相談から引渡しまでの6段階

① ご相談
困っている場面と部屋、窓のおおよその大きさと枚数をお伝えいただきます。写真を1枚いただけると、この時点で方向性のご案内ができます。

② 現地調査
実際に窓を見て採寸し、取り付けに影響する条件を確認します。お客様の立ち会いが必要になる段階です。

③ 見積もりの提示
対象の窓、製品とガラスの種類、金額、使える制度の見立てをまとめてご説明します。

④ ご契約
内容にご納得いただいたうえで契約します。補助金を使う場合は、この段階で申請に必要な手続きの進め方もお伝えします。

⑤ 製品の製作
採寸した寸法に合わせて製作します。お客様の作業はありません。

⑥ 施工と引渡し
窓を取り付け、動作を確認してお引渡しします。当社の町田市南成瀬の事例では、2か所の工事を1日で終えています。

出典:当社の施工の進め方および施工事例(2026年8月20日時点)

お客様の時間が必要なのは、2回だけ

6段階のうち、ご在宅いただく必要があるのは現地調査と施工の2回です。それ以外は、やり取りだけで進められます。仕事の都合で長い時間を空けにくい方でも、この2回の予定さえ確保できれば工事は成立します。

見積もりのご説明や制度の確認は、書面とご連絡で進めることもできます。当社はLINEでのご相談を受け付けていますので、日中に電話へ出にくい方でも、都合のよい時間に確認いただけます。

相談から調査までは、写真のやり取りで進められる

ご相談をいただいてから現地調査に伺うまでのあいだは、写真とご連絡だけで話を進められます。窓の全体が写った写真を1枚いただければ、引違いなのか開き窓なのか、まわりにカーテンレールや家具があるかといったことは読み取れます。この段階でおおよその方向性と、使えそうな制度の見立てをお伝えします。

ここで方向性が合わないと感じられた場合は、現地調査に進まずに終えていただいてかまいません。ご自宅に人を上げる前に、どういう工事になりそうかを知っておきたいという方は少なくありません。当社が最初のやり取りを写真ベースにしているのは、その手前で判断できる材料をお渡しするためです。

現地調査では、何を確認しているのですか?

窓の寸法だけを測っているわけではありません。取り付けができるかどうか、そして工事の当日に手が止まらないかを、事前に確かめています。

内窓は既存の窓の内側に取り付ける工事です。そのため、窓枠にどれだけの奥行きがあるかが、そのまま取り付けの可否につながります。奥行きが足りない場合でも、ふかし枠と呼ばれる部材を足して対応できることがありますが、これは実際に窓を見なければ判断できません。写真だけで最終金額を確定できないのは、この確認が残るためです。

図2:現地調査で確認している項目

窓の寸法 製作の基準になります。窓ごとに測るため、枚数が多いほど時間がかかります
窓枠の奥行き 取り付けの可否を左右します。足りない場合の対応方法もここで判断します
窓の形式 引違いか、開き窓か、すべり出しかによって、選べる製品が変わります
周辺の状況 カーテンレール、エアコン、家具の位置を確認します。当日に動かすものを先に決めておきます
搬入の経路 玄関から部屋まで製品を運べるかを見ます。階段や廊下の幅が関係します
お部屋の使い方 扉を閉めて使う部屋かどうかを伺います。工事の範囲を決める判断材料になります

出典:当社が現地調査で確認している項目(2026年8月20日時点)

調査は、当日に手が止まらないための準備でもある

現地調査で搬入の経路まで見ておくのは、工事の当日に想定外が起きないようにするためです。製品が部屋まで運べない、家具が動かせずに作業ができないといったことが当日に分かると、その日のうちに終わらせるはずだった工事が延びます。事前に確認しておけば、当日は取り付けに集中できます。

当社は特定建設業許可(東京都知事許可(特-6)第88612号)を受け、建築士事務所の登録も行っています。断熱リフォームのほかに防水工事やシロアリ防除も手がけてきたため、窓まわりだけでなく建物の状態全体に目を配ることができます。調査の際に気になる箇所があれば、その場でお伝えしています。

防水とシロアリ防除の現場で見てきたことが、調査に生きている

当社は1960年の設立以来、防水工事やシロアリ防除など、住まいの裏側にあたる工事を手がけてきました。代表挨拶でもお伝えしているとおり、東京と神奈川で長く住宅に関わってきた会社です。断熱の事業を始めた原点も、結露や湿気が家を傷めていく現場を数多く見てきたことにあります。

そのため現地調査では、窓の寸法だけでなく、窓まわりに湿気の跡がないか、木部の状態はどうかといった点も見ています。内窓を入れれば窓の表面の結露は減りますが、すでに傷んでいる箇所があれば、それは別に手当てが必要です。気づいた点はその場でお伝えし、今回の工事に含めるかどうかも含めてご相談しています。

調査のあと、工事までにどれくらいかかりますか?

内窓は窓ごとに寸法を合わせて製作するため、契約から施工までに製作の期間が必要です。日数は製品や時期によって変わりますので、見積もりの際にお伝えしています。

補助金を使う場合は、この製作期間に加えて制度の期限も見ておく必要があります。国の先進的窓リノベ2026事業では、2025年11月28日以降に対象工事に着手したものが対象で、交付申請は遅くとも2026年12月31日まで、ただし予算上限に達した場合はその時点までと公表されています。交付申請の予約は任意とされており、行える時期は最初の工事に着手した以降、受付は遅くとも2026年11月16日までと示されています。

制度は予算の状況によって受付が終了する場合があります。期限が近づいてから動き始めると、製作の期間が確保できずに間に合わないことがあります。時期に希望がある場合は、その旨を最初にお伝えください。

着手の時期には、制度側の決まりがある

国の制度で対象になるのは、2025年11月28日以降に対象工事へ着手したものと公表されています。交付申請は工事の完了・引渡し後の手続きですが、対象製品を使っていることと工事前の写真が残っていることが前提になるため、登録事業者に相談しないまま済ませてしまった工事は申請できないことがあります。逆にいえば、これから工事を計画する方にとっては、着手の時期そのものが要件のひとつだということです。

また、申請は事務局に登録された窓リノベ事業者が行い、一般の消費者が直接申請することはできないとされています。登録のない事業者と契約した場合は補助の対象外です。工事を依頼する会社を選ぶ段階で、この点を確認しておくと確実です。当社は補助金申請のサポートまで対応しています。

各段階でお客様に準備していただくことは?

段階ごとにご協力いただくことは違います。どれも大がかりなものではありませんが、先に分かっていると予定が立てやすくなります。

ご相談のとき

困っている場面と部屋を決めておいてください。冬の朝の冷気なのか、夏の日中の暑さなのか、窓の結露なのか。その場面で困っている部屋と、窓のおおよその枚数が分かれば十分です。窓の写真が1枚あると、やり取りが短くなります。

現地調査のとき

窓の前に立てる状態にしておいていただけると助かります。カーテンを開け、窓の前の物を少し動かせる状態であれば採寸できます。集合住宅の場合は、管理規約の窓まわりの記載をご用意いただけると、その場で確認できます。

ご契約と申請のとき

過去の工事歴と、必要書類のご確認をお願いします。国の制度では、過去の先進的窓リノベ事業で交付を受けた開口部に係る事業は対象外とされています。どの窓にどの補助を使ったかの記録があると確認が早く進みます。

施工の当日

窓のまわりのスペースを空けておいてください。大きな家具は当社で動かしますので、細かい物だけ移動しておいていただければ大丈夫です。作業のあいだ、ずっと同じ部屋にいていただく必要はありません。

建物の条件によってお願いする内容が変わることがあります。詳細は現地調査の際にご説明します。

図3:時期に希望があるときの逆算の考え方

① 工事を終えたい時期を決める
冬の寒さに間に合わせたい、補助金の期限に間に合わせたいなど、目標を先に置きます。

② 製作の期間を引く
内窓は寸法に合わせた製作品です。契約から施工までにこの期間が必要です。

③ 現地調査と検討の時間を引く
調査の日程調整、見積もりの検討、ご家族での相談にかかる時間を見込みます。

④ 相談を始める時期が決まる
ここまで引くと、いつ動き出せばよいかが見えます。制度の期限がある場合はさらに前倒しが必要です。

出典:当社の施工の進め方および先進的窓リノベ2026事業の公表内容(2026年8月20日確認)

工事の当日は、窓を外して新しい枠を取り付け、内窓を建て込んで動作を確認するという流れです。既存の窓はそのまま残るため、壁を壊したり大きな音が長く続いたりする工事ではありません。当社が町田市南成瀬で1階のリビングと書斎の2か所に施工した際も、工期は1日で完了しています。作業のあいだ、ずっと立ち会っていただく必要はありません。

内窓の設置の流れについて、よくある質問は?

現地調査の前にいただくことの多い質問を5つにまとめました。段取りに関わる部分は、遠慮なくお尋ねください。

現地調査だけ受けることはできますか?

できます。当社は事前の無料見積もりで正確な金額をご案内しており、内容をご確認いただいたうえでご判断いただけます。その場で契約をお願いすることはありません。

現地調査にはどれくらい時間がかかりますか?

窓の枚数と建物の条件によって変わります。窓ごとに採寸し、周辺の状況と搬入経路も確認するため、対象が多い場合はその分長くなります。事前に枚数をお伝えいただければ、目安をご案内します。

工事のあいだ、家を空ける必要はありますか?

内窓の設置は既存の窓を残したまま内側に取り付けるため、お住まいのまま進められます。詳しくは住みながらの工事についてのよくある質問でもお答えしています。

工事は何日かかりますか?

窓の枚数と建物の条件によって変わります。当社が町田市南成瀬で1階のリビングと書斎の2か所に設置した工事では、工期は1日でした。

調査のあとに断ることはできますか?

できます。見積もりの内容をご覧いただき、範囲や時期を含めてご検討ください。窓の枚数を減らす、時期をずらすといった調整のご相談も承っています。

ここまでの流れを一度に覚えていただく必要はありません。実際には、困っている部屋をお伝えいただくところから始まり、あとは段階ごとにこちらから次にやることをご案内していきます。分からないことがあれば、その都度お尋ねいただければ大丈夫です。工事の内容よりも段取りのほうが不安だという声は、ご相談の場でもよく伺います。

まず現地調査を受けるには、何から始めますか?

困っている部屋と窓のおおよその枚数が分かれば、調査の日程調整に進めます。窓の写真を1枚お送りいただければ、調査の前に見通しをお伝えできます。

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当社の実績と対応の速さについては実績とスピードについて、住みながらの工事はよくある質問にまとめています。見積もりの前に揃える情報は見積もりに必要な情報をまとめた記事、実際の工事の内容は町田市南成瀬の施工事例でご覧いただけます。

※本記事に記載した制度の内容は2026年8月20日時点で公式ページに公表されていたものです。要件・金額・期間は年度ごとに変わり、予算の状況によって受付が終了する場合があります。補助金には要件と審査があり、受給を保証するものではありません。工期・製作期間は建物の条件と製品によって変わりますので、現地調査の際にご確認ください。

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