内窓リフォーム 夏の悩み 冬の悩み

新宿区の秋の台風シーズン、内窓は窓まわりの備えになるのか考える

新宿区の秋の台風シーズン、内窓は窓まわりの備えになるのか考える

秋は台風が近づく回数が増える季節です。新宿区にお住まいの方から「台風が近づくと窓がガタガタ鳴って落ち着かない」「雨が窓の隙間から吹き込んでいる気がする」といったお声をいただくことがあります。マンションにお住まいの方であれば、窓まわりの対策をどこまで自分で決められるのかも気になるところです。

この記事では、秋の台風シーズンに新宿区の窓まわりで起きやすい不安の正体と、内窓が実際にできること・できないことを正直に整理します。過度な効果を期待せず、仕組みを理解したうえで検討していただくための内容です。

この記事は、日栄商工株式会社(屋号:プラスサーマル)代表取締役の末松 竜太が執筆しています。専門は断熱リフォーム・住環境改善です。2026年9月19日作成・最終更新/読了の目安 約7分
出典・参照:新宿区マンションの施工事例当社の会社概要

新宿区で秋の台風シーズンに窓まわりが気になるのはなぜですか?

秋は夏から冬へ季節が移り変わる中で、台風の接近・通過が重なりやすい時期です。強い風が吹くと、既存の窓やサッシの建て付けによってはガタつきや風切り音が発生しやすくなります。普段は気にならない音が、風の強い夜だけ気になるという声もよく聞かれます。

新宿区はマンションが多く、窓まわりの音や隙間が気になりやすい

新宿区は集合住宅が多いエリアです。高層階では風の影響を受けやすく、低層階でも建物同士の隙間を抜ける風で窓が揺れることがあります。築年数が経過した窓ほど、サッシのゆがみや戸車の摩耗により、建て付けの隙間が広がっていることも珍しくありません。

特に新宿区のような高層建物が集まるエリアでは、建物と建物の間を抜ける風が局地的に強まることもあります。ふだんは静かな窓でも、台風接近時だけ音が気になるという状態は、こうした立地の影響も関係していると考えられます。

図1:秋の台風シーズンに窓まわりで気になりやすいこと

風の音・窓のガタつき
建て付けに隙間があると、強風時に音や振動として体感しやすくなります。

雨の吹き込み・結露
横殴りの雨が続くと、サッシの隙間から湿気が入りやすくなる場合があります。

防犯・飛来物への不安
ガラスが一枚だと、心理的な不安を感じやすいという声もあります。

出典:秋の台風シーズンに窓まわりで生じやすい一般的な事象

これらの不安は、窓そのものの性能や建て付けの状態によって感じ方が変わります。台風が来るたびに気になってしまう場合は、冬本番の前のこの時期に窓まわりを見直しておくことも選択肢のひとつです。

日頃から気になっていても、実際に台風が近づくまで対策を先送りにしてしまう方も少なくありません。次の台風が来る前に、今のうちに窓まわりの状態を確認しておくことをおすすめします。

内窓は台風の風そのものを防いでくれるのですか?

結論から正直にお伝えすると、内窓は既存の窓の内側(室内側)に設置するものであり、外壁側の強度を高めたり、強風による外壁・外窓への負荷を直接防いだりするものではありません。台風の風圧そのものへの対策として内窓を位置づけることは、当社としてもおすすめしません。

外窓と内窓では、担っている役割が違う

外壁側にある既存の窓(外窓)は、風雨や外からの力を直接受け止める役割を担っています。一方の内窓は、室内側に空気の層をつくることで、気密性や断熱性、遮音性を高める役割を担うものです。役割が異なる以上、内窓に外窓の代わりを求めることはできません。

図2:外窓と内窓、それぞれが担っている役割

外窓(既存の窓) 風雨や外からの力を直接受け止める、外壁側の役割を担います
内窓(新たに設置する窓) 室内側の気密性・断熱性・遮音性を高める役割を担います
2枚になったガラス ガラスが一枚増えることで、心理的な安心感につながるという声があります

出典:外窓・内窓それぞれの一般的な役割

内窓が担えるのは、気密性を高めることによる体感の変化

内窓を設置すると、既存の窓との間にできる空気の層が緩衝材のように働き、隙間から入り込む風や音を感じにくくなる場合があります。台風そのものを防ぐ工事ではありませんが、風の音が気になって落ち着かないという体感面の負担は、気密性が上がることで和らぐ可能性があります。なお、体感の変化は住宅の構造や既存の窓の状態により異なり、同じ結果をお約束するものではありません。

既存の窓と内窓の間にできる空気の層は、厚みそのものはわずかですが、外の音や温度がそのまま室内に伝わるのを和らげるクッションのような働きをします。台風の風そのものを止める力はありませんが、風切り音や隙間風を軽減する仕組みとしては理にかなっています。

新宿区のマンションで内窓を検討する場合、共用部分はどう扱われますか?

分譲マンションでは、外壁側の窓(サッシ)そのものが管理規約上の共用部分にあたることが多く、個人の判断だけで交換できない場合があります。一方、内窓は既存の窓の内側、つまり専有部の室内空間に後付けする工事であるため、共用部分の変更を伴わずに検討しやすいという特徴があります。

図3:マンションの窓まわり、専有部と共用部分の一般的な扱い

外壁側の窓(サッシ)
管理規約上の共用部分にあたることが多く、個人の判断だけで交換しにくい場合があります。

内窓(室内側に新設)
専有部内の工事にあたるため、共用部分の変更を伴わずに検討しやすい傾向があります。

出典:分譲マンションにおける専有部・共用部分の一般的な考え方。詳細は管理規約・管理組合へのご確認が必要です。

ただし、管理規約の内容はマンションごとに異なります。工事の可否や事前の届け出の要否は、必ず管理組合または管理会社にご確認ください。当社の新宿区マンションでの施工事例では、デザイン性と機能性の両立を目指した窓断熱リフォームを行っています。詳しくは施工事例をご覧ください。

管理規約を確認せずに内窓の工事を進めてもよいですか?

内窓のみであれば専有部内の工事として進めやすい場合が多いですが、まずは管理規約を確認することをおすすめします。管理組合への届け出が必要なマンションもあります。

賃貸マンションでも内窓を検討できますか?

賃貸の場合は、先に貸主・管理会社へのご相談が必要です。原状回復の条件とあわせて確認しておくと安心です。

戸建てにお住まいの場合はどうなりますか?

戸建ての場合は共用部分の制約がなく、外窓・内窓とも所有者の判断で検討しやすくなります。窓全体の断熱計画とあわせてご相談いただけます。

新宿区マンションの施工事例を見る

新宿区の秋の台風対策と内窓について、よくある質問は?

新宿区にお住まいの方から秋の台風の時期に特によくいただく質問を5つにまとめました。ここまでの内容と重なる部分もありますが、あわせてご確認ください。

内窓を入れれば台風の強風対策は万全になりますか?

いいえ、内窓は室内側の設置であり、外壁側の強度を高めるものではありません。窓まわりの気密性を高め、風の音や隙間風を感じにくくする工事とご理解ください。

マンションでも内窓の工事はできますか?

多くの場合、内窓は専有部内の工事として検討できます。ただし管理規約の内容はマンションごとに異なるため、事前に管理組合または管理会社へのご確認をおすすめします。

秋の台風シーズンのうちに工事をしておく意味はありますか?

冬本番や次の台風シーズンより前に工事を終えられれば、気になっていた窓まわりの音や隙間風を早めに見直せます。ただし季節を問わず工事は承っていますので、気になった時期にご相談ください。

窓の防犯性は内窓で上がりますか?

ガラスが二枚になることで、一枚のみの状態と比べて心理的な安心感につながるという声はあります。ただし防犯性能を数値で保証するものではなく、既存の窓の施錠等とあわせた総合的な備えとしてご検討ください。

工事はどのくらいの期間で終わりますか?

窓1〜2か所であれば、多くの場合1日で工事が完了します。既存の窓を壊さず内側に取り付けるため、大がかりな解体を伴いません。正確な工期は窓の枚数・大きさによって、現地調査でご案内します。

まず、どこから確かめればよいですか?

気になる窓の場所と、台風の時期に感じる不安(音・隙間風・雨の吹き込みなど)を教えていただければ、状況に応じたご案内ができます。マンションにお住まいの場合は、管理規約の状況もあわせてお聞かせください。現地調査・お見積もりは無料ですのでご安心ください。

当社は東京都知事許可の特定建設業許可を受けて事業を行っています。新宿区で秋の台風シーズンの窓まわりが気になる方は、まず気になる窓の状況を詳しくお聞かせください。

窓断熱について見る

見積もりの流れが気になる方は見積もり無料についてのFAQもあわせてご覧ください。

※本記事に記載した体感・効果は、住宅の構造・既存の窓の状態・地域・生活スタイルにより異なります。同じ結果をお約束できるものではありません。本記事の情報は2026年8月時点で確認したものです。

快適な住まいづくりに役立つ情報が満載!

関連情報